洗剤の液性5分類
目次
1、酸性
2、弱酸性
3、中性
4、弱アルカリ性
5、アルカリ性
洗剤は、その液性(Phの数値)によって、5種類に分類されます。
お肌やさしい弱酸性~とか
油汚れにアルカリ洗剤!など、よく耳にする事があると思いますが、実際どんな汚れには何性の洗剤が良いの?
という用途についてもご紹介します!
- 酸性(Ph1~Ph3)
タンパク質を分解する。
汚れの種類:石鹸カスや水垢、尿石など。
用途:トイレ掃除
※塩素系漂白剤と一緒に使うと危険です!
2、弱酸性(Ph3~Ph6)
酸性よりも分解力は弱い。
汚れの種類:軽い石鹸カス、湯垢など。
用途:お風呂掃除
- 中性(Ph6~Ph8)
酸性とアルカリ性の中間で、比較的安全性が高く、刺激は弱い。
汚れの種類:時間が経っていない軽い汚れ。
用途:台所掃除
- 弱アルカリ性(Ph8~Ph11)
洗浄力が高いが、アルカリ性ほどの刺激はない。
汚れの種類:様々な汚れに適応。家の一般的な汚れ。
用途:住宅の掃除、ガラス
- アルカリ性(Ph11~Ph14)
油を分解する。
汚れの種類:油汚れ、レンジの焦げ付きや換気扇の油汚れなど。
用途:台所の油汚れ掃除、住宅掃除の強力洗剤として